筆　者 　　啄木は岩手県の山村の末寺で生まれた。少年時代から頭脳明晰であり、神童としてもてはやされた。その上文才に恵まれ、貧弱な体格ではあったが、整った容貌に品性を備えていたので、彼に接した者は男女を問わず、例外無く引きつけられたのである。 　彼に接した女性は多いが、特に啄木にとって重要だと思われる女性三名について述べたいと思う。 も　　く　　じ　　　　 　　　啄木と三人の女性　おわり 　　　石川節子（1６） 　　　芸者小奴（３）　完 　　　石川節子（1５） 　　　芸者小奴（２） 　　　石川節子（1４） 　　　芸者小奴（１） 　　　石川節子（1３）　　 　　　橘智恵子（３） 　完 　　　石川節子（1２） 　　　橘智恵子（２） 　　　石川節子（1１） 　　　橘智恵子（１） 　　　石川節子（10） 　　　石川節子（２６）　完 　　　石川節子（９） 　　　石川節子（２５） 　　　石川節子（８） 　　　石川節子（２４） 　　　石川節子（７） 　　　石川節子（２３） 　　　石川節子（６） 　　　石川節子（２２） 　　　石川節子（５） 　　　石川節子（２１） 　　　石川節子（４） 　　　石川節子（２０） 　　　石川節子（３） 　　　石川節子（１９） 　　　石川節子（２） 　　 　　　石川節子（１８） 　　　石川節子（１） 　　　石川節子（１７） 　　　はじめに 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　表紙に戻る

井上信興先生の 啄木研究 塚本　宏 掲載にあたって