四国遍路170万歩の旅

−定年遍路道中記−







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3.札所の作法 

 神社仏閣の参拝作法はごく一般常識の範囲しか知らなかった。正しい参拝作法や読経順序は
岩屋寺
どのガイドブックにも書かれているが、これも個人の考えによって様々でよいと思う。要はその人の気持ちが、ご本尊にお大師様に伝われば良いのではなかろうか。私は最低限度の作法として次の様に行った。
@ 山門で一礼(菅笠をかぶったままで良い)
A 手水で手を浄める(口までそそげるところは少ない)
プランの立て方
主な遍路用品
札所の作法
旅支度
へんろ道と道しるべ
マメ対策と筋肉痛
宿と食事とトイレ
お金の取り扱い
道路とトンネル
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B 鐘を撞く(全てのお寺が撞けるわけではない。無性に撞きたくなる雰囲気のお寺がありそこだけ撞いた。鐘は絶対に帰りについてはいけない)
ザックや杖などの荷物は境内のベンチなどに置くが納経所前など人の目の届くところに置くこと。ただし貴重品は絶対に手許から離さないように。
C 本堂に参拝
ろうそくをあげる。ライターがよい。マッチは風や雨の日は点きにくく両手を使うので不便だ。
線香を3本あげる。最御崎寺の住職に3本の意味を聞いたら「諸説あるが、過去・現世・未来と捉えてください」と言われた。
納札を納める。写経を納めている人もいた。
お賽銭をあげる。一律10円とした。あいにく10円玉がなく100円の時もあった。
納経所は両替はいい顔はしないので、お店では意識して10円玉を釣銭にもらい、朝どうしても無い時は宿で両替してもらった。
お堂に備え付けの鐘を打つ。
読経(お願い事を唱えてから「般若心経」を1巻、「御宝号南無大師遍照金剛」を3返のみ)
D 大師堂に参拝(本堂と同様に)
E 納経所にて納経帳に墨書朱印をもらう。朝7時から夕方17時まで。
納経代は300円。
F 山門にて一礼

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