2.親日的なマレーシア

マレーシアの詳細は旅行会社のパンフレット等をご参照願うとしてまずマレーシアのほんのさわりをご紹介しましょう。

この国は 英国領から1957年に半島部が独立。1963年にボルネオ北部が加わって独立しました。だから国が「半島部分」(半島マレーシア)と「「ボルネオ島部分」(東マレーシア)の二つに別れています。首都はクアランプール(kL)です。

民族は
マレー系が半分、中国系3割、インド系と先住民がそれぞれ1割。まさに多民族国家です。時の政権は マレーシア連邦発足、シンガポール分離等の難題を解決しました。そして例えばマレー人と先住民へは プミプトラ(「土地の子」の意)政策をとり大学への進学とか就職、あるいは銀行の金利まで高くして優遇し、この国の方向ずけをしたのです。優者と劣者つまり民族の比率が政治に深刻に影響した国でもありました。

政体は立憲君主国です。13州のうちの9州の世襲制のサルタンから互選された国王が居ますが、行政は選挙で選ばれた議員の多数党の政党によって行われます。政権政党は安定しておりしかも親日的です。現在の政府の目的はITなどの知識集約型産業の推進に置かれていますが、これらを指導する幹部は殆どが日本に短期ないしは長期に留学した人達が多いのです。
クアランプール市内


・ 国語はマレーシア語。
都市部では英語も使用されています。家庭内では中国語(普通話のことですが華人の学校で習う言葉で日常会話は福建語や広東語のようです)インド・タルミ語も使用されています。

・ 通貨の単位は
 リンギで(RM・リンギ)と表示されます。1リンギは大体30円です。

・ マレーシア政府は観光支局を東京と大阪に置くなどして力を入れています。訪問して質問などをするととても親切に応対してくれます。また参考となるビデオなども見せて貰え必要に応じ貸与もしてくれます。
・ :マレーシア政府観光局東京支局
  〒100−0006東京都千代田区有楽町1−6−4千代田ビル5階  電話03−351−8691
  URL::http:/www.tourismmalaysia.or.jp/

・ 高原リゾートはキャメロン以外にも
 クアラルンプール(KL)からさほど遠くない「ゲンテイ・ハイランド」、「フレイザーズ・ヒル」、「ブッキ・ラルート」など等があります。 いずれのリゾート地も中国系の人が多いとか、英国ないしはオランダ系が多いなど等それなりの歴史と特色を持っているようです。






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