「パンコール島へ」 7月3日(水)(晴れ)

波静かであるというパンコールへ島観光のため8時タナラタを出発。
パンコール Tourist Mapより

ルムツ港までサミーに頼む。距離160キロ。3時間半。高速道路でタパーからイポー経由もあるが「ビレッジ・ロード」(一般道)で海岸へ直行とのこと。道中、山のドリアンと平地のドリアンの味比較や、椰子の植え換え方法とか、「ライス・フイルド」と言ううから何かと思えば「田んぼ」だったりと、楽しいドライブ。170リンギは少し多めに支払ったかも。

ルムツ港発12時の連絡船でパンコール上陸。乗船時には観光業者が親切に切符売り場へ案内してくれた。約40分。日本人は全く見かけない。殆どがぺナンなど有名観光地に行くのであろうか。
港から窓が開放的なボロ車で5分の「スリバヤビーチ・リゾート」。
島内観光を2時間。中国訛りの難しい英語による案内。殆ど判らず。観光案内書で知っていることを確認するときのみ、会話が成立。
海の風景より人々のつましい島人の暮らしに目にが行った。
島めぐりをしてクルージングのためにフロントへ行くと、受付の大柄だがしかし極めて親切な女の子が海辺へ案内してくれて、ここで待てという。
すると沖合いから15人ぐらいは楽に乗れるボートが軽快に現れ 我々の待つ砂浜に来て 「サー乗れ」と言う。荒っぽいがテキパキしたこの人。28歳のジャスニイ。愉快で下手糞だが面白いスラングを連発するこの青年との40分は、150リンギと少し高かったが 思い出深いひと時であった。
それにしてもこの見事な夕映えを遥かマラッカの海で見られるとは思っても居なかった。
パンコールのホテルの庭

夕食はホテルの近くの屋台レストランで。鯛に似た焼き魚が美味かった。ビールを飲んで陶然としたひと時をすごす。
ホテルのフロントマンとのやり取りを念のため紙に書いた。
@・宿泊は今日のみ。割安にしてくれ。コテージなら安全な部屋を。
A・サンセット観光をしたいが案内の手配を頼む。
B・その後ホテルで食事をしたい。素敵な部屋の予約を頼む。
金は高くても良い。時間は何時からか?
フロントマンの決して上手くはないがよく判る英語で回答。
@・一泊(2人)160リンギ。海辺の最高のコテージを準備した。
A・シーズンオフ(しかも平日)だから食堂は閉鎖している。
ホテル直営の屋台を利用してくれ。一般客も来るが・・。
B・サンセットは5時からだ。指定の業者がいる。しかし今は大きな乗りの船しか空いていない。これでよいか? など等。
パンコール島漁師の村
筆者撮影

コテージはドリアンや椰子の木に囲まれたホテル敷地内の一軒屋。
静かな波音が聞こえる浜辺にあった。裸足で歩いて来たが入り口に立派な水道が用意されていた。熱帯らしくシャワー室にはヤモリの少し大ぶりな奴がいて追い出すのに一苦労した。






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