「キャメロンハイランドの生活」 6月28日(金)晴れ
キャメロンハイランド Tourist Mapより

6月28日(金)晴れ
9時過ぎ晴天になったので上さんとゴルフ場へ。今日の客は日本の4人を含め全部で10人とか。 10時から2時30分まで。
オランアスリの少年たちがボール拾いに余念がなかったが、、危ないことこのうえ無し。「日本人がこのアスリ少年にボールを当て、自分で勝手にお見舞い(補償)をしたとか。もともとアスリの入場を禁止しているのだからゴルフ場に任せて欲しかった」とはショップマスターの弁。フェアウエイに川が横切り、深いラフが随所にあったが、そこに打ち込まない限りよいスコアが出るはずだ。ただコースの手入れとかバンカーなどは まあまあだが、肝心のグリーンはいただけなかった。
コースを見下ろすように立つスモークハウスや山を背にした大小のホテルや 点在する山荘の風景は 絵心のない者でも印象的であった。上さんはアスリの少年達にお菓子を配りをしながら小生に随伴。
タナラタの町 右が病院 筆者撮影

6月29日(土)晴れ
朝飯をヘリテージ横のファーザインで。いわゆる欧米のバックパッカー達の滞在する安ホテルだが、クラッシクな建物で山並みの眺めがよく 昔は個人の高級な別荘であったとか。
ヘリテージのインド系画家の門番と仲良くなる。門番をしながら画を書くらしいのだが レッキとした画暦を持っているらしい。
今日は急に短期視察の日本人が多くなった。
旅行社の関係かほとんどの方がペナンから来たとのことであった。
バラさんズホテルは正式には「バラサンズホリデイシャレー」で、警察の上手。交通は少し不便だが タナラタを一望し対面にヘリテージが見える絶景の場所にあった。スコーンは割り引いてくれて二人で19リンギ。二人の娘さんが賑やかに庭を駆けめぐっていた。
キャメロン会広報委員会冊子 タナラタ市街

6月30日(日)晴れ
プリンチャンまで散歩。途中のタマン村の鄙びたパン屋でお茶。タナラタで昼食。帰りにヘリテージの坂道で井口さんに会う。
この方ご主人のお勤め(JAL)の関係で世界の色々な所をご存知。久保田さんのご紹介で存じ上げ、当地に1年以上ご滞在のご婦人だ。
今日のワールドカップ決勝戦を見る、と言ったらご一緒しますとのこと。ビールを飲みながらTV放送のあるヘリテージで楽しく観戦。
濃い霧と遠雷。雨が強く降る。
ブラジルの優勝を喜んでいたのはホテルの従業員だけであった。

7月2日(火) (晴れ、曇り後夕刻はガスが垂れこめた)
10時から1時までリングレットのBOW茶園に行き、ギフト用の茶などを求める。BOWはどこで求めても価格は同じだ。山の景色がとても良く、風爽やか。プリンチャンとは少し趣の違う茶園であった。「BOW」の意味はマレー語で「幻」(ILUSION)または(VISION) (簡単に言えば媚薬・ヤク)の意味だとか。色は少し濃く出るが流石に伝統のある味をしている。
サミーとの会話。盆踊り大会がヘリテージの庭で明日あるので娘たちも招待を受けている。奥さんの弟も同じ会社に働いているがこちらは結婚したばかり。子供は5人居るが男の子が一人、10歳とのこと。ビールは飲まない。ワインと時々ウィスキー、肉は食べない、魚が中心。野菜食は健康対策だ。ドリアンは子供たちは好きだが自分は嫌い、等など。
タナラタ商店街の「五月花の店」(メイフラワー・香港亭の隣)で売っているイチゴジャムは包装が悪くて見てくれは良くないが 味は最高だ。ここのオシャレなお上さんとうちの上さんが何回も通ううちに仲良くなったようだ。お土産にこのジャムを買うことにした。


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