「タナラタのアパートにさよなら」 7月10日(水)


荷物の点検。部屋の管理人へ礼状。
1カ月の賃貸契約は鍵をドア下の隙間から投げ入れてあっけなく終了。2時にサミーが来る。KL近くの高速で大雨と落雷。車のトランクにまで水が入る。少し遅れて6時ごろ空港着。
果物売り 筆者撮影

サミーが丁寧な挨拶を返してくれた。
お世話になりました。こんなにたくさんな良い思い出を有難う。

さて最後の仕事は出発11時30分までの荷物預託。
インフォメーションはもうできると言うが、若いのが一人ポツン。
もうOKか?一瞬無言。
「この国に1ヵ月居た。マレーシアは素晴らしい。特にキャメロンは気にいったので又来たい・・・。」と並べたてた。
するとこの若い男「どこが気に入ったか、他にどこへ行ったか、トラブルは無かったか?」と応じてくれる。
「ところで俺は日本の研修で食事に一番困った」。「いや多彩な種類があって満足した」、と、上さんが横から。後は雑談。
「マラッカの生まれだ。」。「思ったほど大きくない町だった」。「パンコールの海はどうだった?」など等後ろの行列にお構いなしのやり取り。二人で45キロなのに38キロのオマケまでついて・・。
いい気になって食事、買い物。ビールを飲んで出発を待つ。
さらばマレーシアよ。
手造りの模索しながらの旅であっただけに思い出もひとしお。
機内では疲れのせいか寝てばかりであった。



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