「タナラタの人たちとお別れの準備」 7月6日〜7月9日

7月6日((土)晴れのち曇り
昼飯はマレー料理店で済ます。ドリアンを売る中国人の所へ。小生当地のこのドリアンに魅せられ毎日通い、当初ワンパック7リンギを5リンギで買えるまでになった。
近いうちに日本へ帰るが今俺が履いている靴を欲しくないか?と聞くと 欲しいと言う。あげる約束をしたらこの店(いつも小屋がけをしている店の間)だよ、と、何度も念を押していた。
タナラタ サミーの家族
筆者撮影

スチームボードの独特な鍋をお土産にしようとタナラタを探すが何処にもない。最後はプリンチャンの電気屋で見つけたが大きすぎたので今回は見送りとすることにした。


7月7日(日) 曇り。夕刻少し涼しくなる。
中食をタナラタで済ませて、2時過ぎゴルフ場へ。
やや混んでいたが1人でのプレイを許された。
随伴した上さんが コース管理の従業員からコース自生のランの花をプレゼントされご満悦であった。
ヘリテージの門番が上さんを写生してくれて見事なインド風の人物画をくれる。心ばかりの謝礼。良い記念になった。
帰国まであと3日。


7月8日(月) 曇り後晴れ
上さんはタナラタへ美容院とお土産の買い物。小生は一人でゴルフ。「貴殿は今日の来客の8番目」とショップマスター。昨日の日曜とはゴルフ場の様相が違う。売店も閉鎖しているがしかしゴルフは人の居ない平日に限る。ボールを2個ずつ打ちながら1,5ラウンド。
途中カートが動かなくなったので担いで回る羽目に。
追い抜きの日本人夫妻はヘリテージにロングステイの茅ヶ崎の人。名前は聞かなかったが9月まで滞在とのことであった。
井口さんがお別れの夕食会を開いてくださる。ヘリテージのスチームボートは町のそれと比べると上等だ。あと残り2日。


7月9日(火) 曇り
クリーニング屋へサミーの息子にあげるキリンカップの濃紺のユニホームを出す。彼はこれを心待ちにしていてくれた。
メイバンクで換金。顔見知りの窓口嬢が いつキャメロンに帰ってくるか?と窓越しに対話。多くの人達と知り合いになったものだ。
滞在期間の短さを痛感しながら部屋で荷物の整理。
タナラタ メイフラワー
 筆者撮影

例のドリアン売りの中国人に会いに町へ。居た居た!!。待っていたようだ。名刺を呉れとの小生の要請に「こんな商売だ、名刺はない」と身分証明書を見せてくれる。名前の欄には「キングコング」とあった。ドリアンの代金を出したら「ノー」と言って手を出してきた。とても暖かい手であった。
ヘリテージの坂道で運転手の大アンと会い、飲み残しのウイスキーをあげてサヨナラ。井口さんには蚊取り線香を持参した。ヘリテージのロウラにも挨拶。アパートの掃除。いつもベランダに来ていた右足の悪い雀にも、パンクズ、米の餌を一杯撒く。

次のページへ 前のページに戻る 目次に戻る