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      九州 福岡.熊本.鹿児島の旅 
     

中部国際空港で、おじさん五人待ち合わせ福岡空港に向かう。ジエットスターの時速950キロ、標高一万米の空の旅となる
福岡空港でレンタカーを借り、福岡都市高速に。大宰府ICからは九州自動車道を走り、植木ICで降りて熊本観光となる


熊本地震で甚大な被害を受けた熊本城の復旧が進む大天守と小天守を眺める。田原坂公園で降りる
この公園はツツジや桜の名所として知られる美しい公園だ
薩摩軍が熊本城へ南下する政府軍を阻止するために攻防を繰り広げた西南戦争最大激戦地が田原坂である
復元された弾痕の残る家や、西南戦争の経緯が記された崇烈碑が建っている
戦没者慰霊之碑の隣に、田原坂で散った若者を象徴する美少年像がある
像の下には、民謡「田原坂」が刻まれている







田原坂公園の近くの水前寺成趣園に行く。ここは、細川忠利公(初代肥後藩主)、光尚公、綱利公の三代にわたり築造された
桃山様式の優美な回遊式庭園である。境内の出水神社は歴代藩主とガラシャ夫人を祀る
神社の前の「百薬の長」と親しまれている長寿の水で清めて参拝する
「注連縄や春の水湧く水前寺」と夏目漱石の句碑が建っている
東海道五十三次を模したといわれる趣ある庭園を古今伝授の間から眺めて、熊本をあとに、天草に向かう

まず、天草四郎ゆかりの地にある天草四郎ミュージアムに入る。天草・島原の戦いで一揆軍の総大将となった
天草四郎の自由と平和の夢のキリシタン物語を、映像と係員の説明で聴く
やっと、天草・弓ヶ浜温泉の宿「湯楽亭」に着く。ここは日本秘湯を守る会の会員で、日本屈指の大洞窟風呂がある
地下650mから湧き出る33度の白湯と、地下1000mからの47度の赤湯が湧く
源泉掛け流し天然温泉で加熱しない。主が設計し、家族全員で手掘りしたという
夕食の海鮮料理はうまい。たいの刺身、焼魚の鯛、ずわいかになど海の恵みを堪能する







翌日は天門橋(一号橋)、大矢野橋(二号橋)、中の橋(三号橋)、前島橋(四号橋)、松島橋(五号橋)の天草五橋を渡る。
天草パールラインを走り高千穂峡に向かう。途中、通潤橋に立ち寄る
通潤橋は江戸時代に建造された日本最大級の石造りのアーチ水路橋で、長さ76m・高さ20mもある
道の駅「通潤橋」から見上げる。通潤橋からしばらく走り高千穂峡に着く

高千穂峡は阿蘇火山の火砕流が五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出して、急激に冷却された柱状節理の懸崖峡谷である
17mの高さから水面に落ちる高千穂峡のシンボル真名井の滝を見上げる
滝壺にボートから眺める人がいる。遊歩道から高千穂三橋も見る
一つの峡谷から三本のアーチ橋を一望する珍しい風景だ
近くの天岩戸から出て来られた天照大神様をお祀りする天岩戸大神宮に参拝する
天照大神様がお隠れになられ、困った八百万の神々が話合われた天安河原にも寄る。高千穂は神話の地である。





高千穂から阿蘇山行く。阿蘇中岳は阿蘇山上ロープウェイも代行バスも運休で見上げるだけ
大草原に牛や馬の群れるのを眺め、ひたすら走る。雄大な外輪山にさらばし、熊本ICから九州自動車道で鹿児島に行く
鹿児島中央駅前のアバホテルに宿をとる。天文館むじゃきで夏の鹿児島名物「白熊」を口にする
西瓜や蜜柑などフルーツいっぱいのかき氷
昭和24年当時の白熊の表情に似ていることから鹿児島名物とか。黒豚入りのそうめんも食べる






三日目は市電・市バスシティビュー一日乗車券を使って鹿児島見物をする
鹿児島中央駅から城山展望台に行き、標高107mから桜島・錦江湾・市街地を見下ろす
ここは西南戦争の最後の激戦地で西郷隆盛終焉の地の碑が残る




バスで仙巌園に行く。仙巌園は、薩摩藩主島津家の別邸で目前の桜島を築山に、錦江湾を池に見立てた壮大な庭園である
桜島の頂上が霞んでいたのが残念だった。園内には、島津斉彬が築いた反射炉跡がある
鉄製大砲鋳造のため、島津斉彬が築いた施設跡である。薩摩切子工場で美しいガラス製品「薩摩切子」を見物する

桜島フェリーに乗り、錦江湾から桜島を眺める
桜島は北岳・中岳・南岳によって形成された複合火山で、噴煙上げる姿を見えず残念だった

かごしま水族館では、いるかのジャンプに出会う。水槽のジンベエザメやエイの泳ぎに童心に帰った
夏休みなので水族館は子供で満ち溢れていた。鹿児島は島津斉彬、小松帯刀、大久保利通など銅像がいっぱい建っている
西郷隆盛の銅像はいくつもある。芝を敷いた軌道上を走る路面電車で、鹿児島中央駅に戻り空港連絡バスで鹿児島空港に行く

鹿児島空港から中部空港に。空港にある若鯱家の「しゃちきしめん」の太い麺にびっくりし、旅を終える。

投稿者  久田宣生氏 30年7月

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