三重支部
トップ
三重支部
プロフィール
総会だより みえ三重会
ゴルフコンペ
会員からの
便り
本部
トップ
支部
だより

伊豆半島を青春18きっぷと新幹線、伊豆急行線、バスで周遊     

六時始発のバスに乗り、近鉄四日市から名古屋に行く。
名古屋からは、おじさん三人で青春18きっぷを使って伊豆半島一周の旅をする
名古屋からは東海道線で熱海に向かう。熱海からリゾート21に乗るため、掛川から静岡までは新幹線を使う
この間たった13分で、三つのトンネルと安倍川橋梁を渡る
再び東海道線に乗り、雪で真白の富士を仰ぎ、丹那トンネルを潜ると熱海に着く




熱海からは、リゾート21に乗り下田に向かう
伊豆半島の東側を走るリゾート21は、全車自由席の普通電車で7両編成である
金目鯛をイメージした真っ赤な車体で、先頭車両の展望パノラマシートから車窓を眺める
熱海から下田はトンネルを抜けると又トンネル、その間にちらちら海を眺める。駿河湾に浮かぶ初島は絵のようだ
東京と下田を結ぶ特急「踊り子号
と何度もすれ違う
熱海から伊東までは伊東線で、青春18きっぷはここまで。伊東から下田間は伊豆急行となる

下田駅前から東海バスに乗って、弓なりに弧を描く白砂青松の海岸の弓ヶ浜を走る
石廊崎オーシャンパークで降り、白亜の石廊崎灯台に向かって歩く
「日本灯台の父」と言われるイギリス人技師プラントンによって、明治4年(1871)建てられたもので
昭和8年(1933)タイル張に改築された。伊豆半島の最突端にあり、天気が良いと伊豆七島が一望できるという
今日の天気は悪くなかったが姿を見せてくれない。細い急な石段を下りると
流れ出た溶岩の岩場にへばりつくように建つ「石室(いろう)神社」がある。海上交通の神が祀られている
石廊崎はリアス式海岸の岩に、波しぶきが砕ける伊豆最南端の絶景という
その昔、「役行者」が空を飛び、箕を掛けたという伝説の奇岩も見る


翌朝、幕末に下田奉行所が置かれた「宝福寺」に行く。本堂の前に、大きな木彫りの竜馬像が聳える
坂本竜馬飛翔の石碑が立っている。案内板に、土佐脱藩の坂本竜馬を勝海舟が土佐藩主に許しを乞うたとある
総領事ハリスに仕えた非業の死を遂げた「唐人お吉の墓」がある
横たわる女性の姿に似ていることから名の付いた寝姿山を見上げ、下田ロープウェイに乗る
山頂駅にある、下田冨士展望台から下田冨士と下田の町並みを見渡す
遊歩道を歩き、奈良の法隆寺の夢殿を模した愛染明王堂から、願いを込めて「和み玉」を投げる
ロープウェイで降りると、麓に「みがわり地蔵」と句碑がある。句碑は「山かげにあかつき椿や野の仏」




下田から東海バスに乗り、バラサ峠を越えて西伊豆堂ヶ島に行く。堂ヶ島洞窟巡りコースの遊覧船に乗る
島の中が洞窟になっており、天井に空いた穴から光がさしこむ天窓洞の景観は幻想的である
普段は海なのに、干潮時には砂州ができるトンボロ現象を起こす三四郎島も眺める
堂ヶ島をあとに、恋人岬に寄る。ここは、グアムの恋人岬と姉妹提携して名付けられとという
。駿河湾越しに御前崎から富士山まで望める。再び、バスに乗り土肥港に行く
土肥港から清水港まで駿河湾フェリー「冨士」に乗る。冨士は1554トン、最大搭乗旅客450名
最大積載車両バス12台・乗用車5台である。今日は乗客10名、乗用車3台
駿河湾フェリーの航路は県道223号線を走る。海上が県道とはびっくりだ。パノラマクルーズだ
下田に来たならこの酒をという、「下田美人」をチビリチビリの船の旅となる。
船の窓からの富士山山頂の白き雪は、太い雲が横たわりどいてくれない

清水港に近くなって、やっと真白き冨士を見る









清水から再び青春18きっぷの旅となる。浜松、豊橋、名古屋で乗り換え桑名に着く。桑名から近鉄で四日市に
最終バスに乗り家に付いたら22時半。列車、バス、船に乗った乗ったの伊豆の旅を終える。

投稿者  久田宣生氏 R1.12

三重支部
トップ
三重支部
プロフィール
総会だより みえ三重会
ゴルフコンペ
会員からの
便り
本部
トップ
支部
だより