第131回 東上会ハイキング
平成22年の幕開け、第131回東上会ハイキングは、1月9日(土)快晴の中「都心の新旧名所を楽しめる港七福神初詣でコース」として開催いたしました。雲一つない快晴に恵まれ「今年は春から縁起がいい」とばかり、集う仲間は常連が何人も欠席したにもかかわらずなんと34人、他のグループと重なり、集合場所の「六本木一丁目駅」改札口前は大混雑でした。
スライドショウ
いつもの通り10時に朝礼、今日のコースの説明がありました。東京のど真ん中の港区であり、複雑なコースなので迷子にならないよう、また信号は守るよう、念を入れての注意があり出発です。
出発してすぐの陸橋を渡ると最初に布袋尊を祀る「久国神社」です。鎌倉時代の名工・久国による名刀が社宝とのことです。

久国神社を後にして裏道を歩くと、他の七福神詣での団体とすれ違うなど、歩く会の活動は活発です。洲戸さん曰く
 「布袋尊似たグループと交差する 行々子」
そして、あの事件で有名になった東京ミッドタウン裏の「檜町公園」に入ります。
 「檜町剛裸でいたところ 行々子」(檜町公園は草剪剛が裸で騒いだ?)
この公園を突っ切り裏口から「東京ミッドタウン」に入り、まだ開店前の店もあるショッピング街を通って賑やかな表通りに出ます。


ここから「乃木神社」はすぐです。乃木神社は七福神には入りませんが、昨年末「坂の上の雲」で放映された乃木大将に敬意を表して参拝、フランスの軍隊の建物を模したという質素な「旧乃木邸」などを見学しました。

次いで、東京ミッドタウンの正面奥にある「天祖神社」(福禄寿)です。ここでGさんが体調を崩して離脱するというハプニングがありましたが、仲間2人が付き添って帰宅し大事に至らなかったことが何よりで、これも七福神詣での御利益ではと思ったことでした。

乃木神社にて
(写真をクリックすると拡大します)




さて、一行の足はすすみ「六本木西公園」を通り時代を象徴する洒落た雰囲気の「六本木ヒルズ」へと入ります。ウインドーショッピングを楽しみたい気持ちを抑えてトイレ休憩をとっただけで先を急ぎました。
 「六本木ヒルズはトイレだけ借りる 行々子」


超近代的なビルの向かいには、源頼朝の命で創建されたという「櫻田神社」(寿老人)がビルの谷間に建っています。昼近くなってきたため参拝も早々に、次の昼食場所「有栖川宮記念公園」に急ぎます。12時15分公園に到着、陽だまりの広場での弁当は、ハイキングの楽しみのひとつです。

午後の最初の参詣先は「氷川神社」(毘沙門天)、ここで集合写真を撮り、そして「大法寺」(大黒天)では、ご開帳の時期を延長していたため拝観することができ、また甘酒を振舞われるという幸運に恵まれました。

毘沙門天を祀る氷川神社にて
(写真をクリックすると拡大します)



「大法寺」を出ると、古い町「麻布十番商店街」です。老舗の菓子屋などショッピングの誘惑を断ち切って先へ進みます。次の「十番稲荷神社」は、七福神の中でもユニークで「宝船」を担当しています。火除けの石蛙がいるのもユニークでした。
 「石蛙稲荷の門を守ってる 行々子」

十番稲荷神社を出て、赤羽橋方面に歩き東麻布商店街を進むと、突然巨大な東京タワーが現れびっくりします。東京タワーの近くに8世紀初期に遷座したと伝えられる「飯倉熊野神社」(恵比寿)があり、ここに参拝して東京タワーに向かいます。東京タワーで暫時休憩、七福神の最後が弁財天を祀る「宝珠院」です。「宝珠院」は、芝公園の一角にあり弁財天は朱塗りの弁天堂に祀られています。洲戸さんによると白塗りの弁天様だったそうです。
 「音羽屋に似た弁天は宝珠院 行々子」

こうして、七福神初詣でが終わりましたが、東京タワーの全容をカメラに収められず欲求不満のカメラマン氏の提案で、芝公園に隣接したプリンスホテルのガーデンで男女に別れての記念撮影を終えて散会、2月の「池上梅園」を楽しみに家路についた次第です。

なお、次回2月は下記の通り開催しますので、友和会員または現役の方で参加ご希望の方は、幹事までご連絡ください。(締切り2月12日)
  日時   2月20日(土)
  集合  10時 都営地下鉄浅草線 西馬込駅南口改札  
  コース 「東京随一の梅の観賞と怪獣が住む公園を探索するコース 8k」
  幹事  後藤武夫    sarry-goto@msg.biglobe.ne.jp
       八尾洋二    yyao@feel.ocn.ne.jp  

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