第130回 東上会ハイキング
第130回の東上会ハイキングは、12月12日(土)に東武東上線沿線の武蔵丘陵森林公園を舞台に「冬枯れの森林公園を一周するコース7.5K」として開催されました。
ここ「武蔵丘陵森林公園」は東上会にとってメインのコースで、東京ドーム65個分の広大な国営公園だけに、これまで季節を変えるなど4回のハイキングを行ってきました。4回とも駅から便利な南口からの入園コースでしたが、今回は初めて路線バスを使って西口からの入園コースを設定しました。
                                 
スライドショウ

いつもの通り午前10時に東武東上線の森林公園駅改札に25人の参加者が集合、駅前広場で朝礼、今日のコースの説明がありました。10時00分発の東洋大学行きの路線バスに乗車、「森林公園西口」で下車し西口より入園しました。
幸い、昨日の雨は早朝には残りましたが、入園する頃には青空も見え、日中は気温も18度近い小春日和になり、素晴らしい天候のもとで今年最後のハイキングを楽しむことができました。

さて、西口から入った一行はカエデの紅葉もほぼ終わった公園の雑木林の山道を、落葉を踏みしめながら心地よく歩を進めていますと、後の隊列が乱れしきりに声を上げる異変がおこりました。先達で案内しておりましたリーダーが話に夢中になり道を間違えてしまったようで、急遽回れ右です。計画した路線を変更して修正、大きな間違いを起こさずに済みました。久しぶりに参加した洲戸さんが川柳で曰く
 「保険屋をやめて地図まで見損ない 行々子

当初は、「ドッグラン」に行った後通る予定だった「記念広場」「渓流広場」を通り、山茶花の咲く「花木見本園」で集合写真、そして犬の遊び場「ドッグラン」へと進みます。いつもは、多くの人たちが犬を遊ばせる「ドッグラン」も、この日は少なく
 「ドッグラン犬より人が駆け回り
                  行々子」
という状況でした。

「ドッグラン」より引き返し、都市緑化植物園の前のフウ(楓)の見事な黄葉と皇帝ダリアの美しさを観賞し、植物園の休憩所を昼食の場に決めて暫しの休憩を楽しみました。
山茶花咲く花木見本園にて
(写真をクリックすると拡大します)

午後のスタートは、カエデ見本園からです。11月末までは見事な紅葉を見せてくれたカエデ園も、今は役目を終えて落葉し静かに休養しています。
 「散りかけた楓が冬の日に映える  行々子」


中央口で、再度集合写真を撮り、何も咲いていない「お花畑」を通り、「運動広場」の日本一大きなトランポリンの「ぽんぽこマウンテン」に到ります。子供ばかりが遊ぶなか、勇気のあるUさんが挑戦していました。

次の休憩は「展望レストラン」です。3階建ての屋上の展望台から秩父連山の山並が見事だったとのことです。ここで15分の休憩のあと、一面芝生の展望広場を歩き、最後のコース「日本庭園」を通って南口広場に向かいます。
 「旨そうな鴨が浮いてる西田沼
                 行々子」
展望広場を出ると「西田沼」が広がり、水鳥が泳いでいます。そして、「日本庭園」には、まだ散らぬカエデが美しい紅葉を見せ、西日に映える美しさは格別です。
 「前景に熟女を立たせ紅葉撮る
                 行々子」
中央口にて
(写真をクリックすると拡大します)







こうして、公園内を西口から北口近くへ、そして中央口から南口へと一周、初冬の雑木林の風景を満喫しての一日が終わりました。南口より駅までバスに乗り、森林公園駅で1月の初詣ハイキングを楽しみに解散しました。

今年一年間、延べ100k近くを歩き、唯一人の事故もなく終了できたことは、参加の会員のご協力の賜と感謝します。そして、新しい年も健康で無事故で歩けることを祈念して今年最後のリポートを終わります。

なお、次回1月は下記の通り開催しますので、友和会員または現役の方で参加ご希望の方は、幹事までご連絡ください。(締切り1月4日)
  日時   1月9日(土)
  集合  10時 東京メトロ六本木一丁目駅改札  
  コース 「都心の新旧名所を楽しめる港七福神初詣でコース 7k」
  幹事  後藤武夫    sarry-goto@msg.biglobe.ne.jp
       八尾洋二    yyao@feel.ocn.ne.jp  
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