第128回東上会ハイキング
10月17日(土)に第128回東上会ハイキングが、曇天の中開催されました。集う者25人、集合場所は久しぶりに東武東上線の東松山駅で、コースは「吉見百穴と1500万本のコスモスを楽しむコース10K」としました。
今回もまた、Mさんから鯛焼きの差し入れがあり、これを頬張りながら駅構内の一隅での朝礼です。幹事から初参加者の紹介と、今日のコースについての説明があり、10時10分コスモスの満開を期待してスタートしました。

最初の立ち寄り処は、下沼公園の緑道を出てすぐの「東松山ウォーキングセンター」です。ここは世界で2番目の規模にまで成長した「東松山スリーデーマーチ」を主催するウォーキングのメッカであり、今年も11月1〜3日に10万人余の人が日本中から集まります。そうした資料、あるいはコース案内なども取り揃え歩く人々を応援してくれるところで、センターの内部の諸資料を見学させていただきました。

スライドショウ
さて、ここを出ると、いよいよ吉見丘陵の坂道にかかります。岩室山の岩壁に岩を穿って建てた「岩室観音堂」は9世紀初期の創建といわれ、歴史の古さを感じます。観音堂を出ると古墳時代後期の横穴墓群の「吉見百穴」です。ここで集合写真ののち、30分余の休憩をとり内部を見学しました。岩壁一面に掘られた219個の横穴の異様な姿、そしてその穴の中には天然記念物の「ヒカリゴケ」も見られます。

ここからが、本格的なハイキングコースで、上杉勢とも合戦した「松山城」の城跡を横目で眺めながら坂道を登ります。城跡を過ぎると道端にはコスモスも咲き、のどかな風景が続き大沼に至ります。
大沼は、別名「百穴湖」とも称し、周囲には別荘風の住宅の立ち並ぶ新興住宅地となっています。大沼の畔には東屋も立ち、昼食休憩をとるには絶好の場所で、ここで弁当を楽しみました。


吉見百穴にて
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昼食を済ませ、リュックも軽くなった一行は、次の「天神沼」へと出発です。山道を抜けると、天神沼が現れ、ここを過ぎると車の多い県道へと出ます。そして、いよいよ今日の最終目的地の「吉見コスモス畑」へと進みます。
コカコーラの大きな工場が見えると、その先がコスモス畑です。皆の足も自然に速くなりましたが、近づいて見て愕然としました。
昨年までは、公称1500万本のコスモス畑でしたが、今年は600万本に格下げとの情報もあり心配していましたが、数が減っただけではなく、天候の加減か育成状態も芳しくなく、育ちの悪いコスモスが下を向いている状態でした。
とはいえ、今日明日は「コスモス祭り」で人出も多く、気球も揚がり上空から眺めることが出来ます。そのほか、屋台もあり、枝豆の摘み放題など祭り会場は賑わっていました。取り敢えずは、気球を入れて集合写真を撮り、後は各自思い思いに帰りのバス時間まで楽しんだことでした。
近くに、農協の「道の駅」があり、多くのメンバーは花より団子とばかり、そちらで食べる楽しみを味わったもようでした。
吉見コスモス畑にて
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帰途は、2時半頃のバスで出発場所の東松山駅に戻り、11月の都心での紅葉狩りウォークでの再会を期して散会した次第です。当地・東松山は焼き鳥の町として有名なところであり、解散後はコスモスで満たされないところを、それぞれ楽しんだとのことでした。

なお、次回11月は下記の通り開催しますので、友和会員または現役の方で参加ご希望の方は、幹事までご連絡ください。(締切り11月13日)
  日時 11月21日(土)
  集合  10時  JR山手線駒込駅改札 
  コース 「紅葉に染まる庭園などを巡るコース 7k」
  幹事  後藤武夫    sarry-goto@msg.biglobe.ne.jp
       
八尾洋二    yyao@feel.ocn.ne.jp
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