第125回 東上会ハイキング
第125回東上会ハイキングは、6月20日(土)に「咲き乱れるアジサイと等々力渓谷の涼風を楽しむコース 7k」として開催いたしました。梅雨空も、この日ばかりは私たちを祝福するかのように、朝から晴れ渡り、絶好のハイキング日和になりました。
午前10時、東急東横線の多摩川駅に集合した一同は、朝礼で新参加の井上さんの紹介とコースの案内があり、駅西口の軒下に巣をつくり巣立つツバメの見送りを受けて旅立ちです。
早速、川柳の名人・洲戸行郎さんの嘱目吟が出て、和やかに元気にスタートしました。
「多摩川の駅が燕の子を育て  行々子」
           スライドショウ

駅のすぐそば、徒歩1分のところが最初
の目的地「多摩川台公園」です。折から、ここ多摩川台公園のアジサイは満開で
私たちを出迎えてくれました。紅・白・青と色とりどりのアジサイが咲き乱れ、心和むひとときを過ごすことができました。残念ながら全員が入ってのアジサイ園での集合写真は撮れませんでしたが、それぞれが思い出の写真を撮ることができたようです。
  「七色の紫陽花葉には毒もあり
                   行々子」
この公園には水生植物園もあり、絶滅危惧植物「アサザ」も植栽されている筈ですが、姿が見えず残念でした。
また、この公園は古墳の宝庫でもあり
「亀甲山古墳」など8個の古墳が園内に並んでおります。古墳と高台にある公園から多摩川を見下ろす絶好のロケーションを眺めながら緑の中を歩くのも楽しいものでした。


多摩川台公園にて
(写真をクリックすると拡大します)








公園の西北端から多摩川堤に下りますと「旧巨人軍グラウンド」に出ます。ここは、野球少年の夢の跡、長島・王選手たちが練習に汗を流したところですが、今は少年野球の練習場になっているようです。
  「炎天に野球が似合う多摩河原
                   行々子」

灼熱の多摩川河川敷の「多摩川玉川公園」を汗を流して歩き、等々力渓谷の下流に到り渓谷へと向かいます。途中「等々力渓谷公園」の一部として立派な「日本庭園」が、区によって造園されており、ここの芝生広場の木陰を借りての昼食です。
等々力不動尊にて
(写真をクリックすると拡大します)
  「昼食を芝生の蟻と分かち合い  行々子」
園内には、昭和36年に棟上げされた書院建物もあり、この書院と一体になった崖地の地形を活かした日本庭園の風雅さは格別です。

昼食後、等々力渓谷の南端にある「等々力不動尊」に参拝、記念の写真を撮った後「不動の滝」傍の茶店でアンミツ・トコロテン・ソフトクリームなどで、暫しの休憩を楽しみました。
  「不動尊茶店アンミツトコロテン  行々子」


いよいよ、最後のコース「等々力渓谷」の散策路です。谷沢川が多摩川に合流する手前約1キロの散策路で、晴れた日でも足元はじめじめと歩きにくく、また木道もある川沿いの細い路を対面しての歩行です。冷風が川面を渡り、都会とは思えない自然のままの風景に、はじめての人は感嘆の声を上げるほどです。
  「渓谷は世田谷区とは思われず  行々子」

ゆっくり歩き、渓谷の自然を充分に鑑賞しながら10数分で渓谷の出入口「ゴルフ橋」に到着です。ここから階段で地上へと上がります。
  「環八をくぐりゴルフ橋で終わる  行々子」
深山幽谷の世界から都会の喧騒の世界へタイムスリップした感にとらわれた一同でした。この出入口には、現在の渓谷の気温が表示されており、外部の27〜8度に対し、渓谷は19.7度とのことでした。
午後2時前には、ゴールの東急大井町線の等々力駅に到着、7月を楽しみに散会しました。


なお、次回7月は下記の通り開催しますので、友和会員または現役の方で参加ご希望の方は、幹事までご連絡ください。(締切り7月10日)
  日時  7月18日(土)
  集合  10時  東京メトロ有楽町線 月島駅改札 
  コース 「朝ドラ”瞳”の舞台を歩き銀座で昼食を楽しむコース 3km」
  幹事  後藤武夫    sarry-goto@msg.biglobe.ne.jp
       八尾洋二    yyao@feel.ocn.ne.jp

最後に、ご要望により等々力不動尊の集合写真の名前を記させていただきます。
(左から)
 3列目 阿部、洲戸、日室、三ツ井、那須、山崎、会田、菊地、鈴木、青木、宮田、
      赤坂、阿部
 2列目 八尾、洲戸、太田、岡田、坂本、杉本、首藤、鈴木、細川、前島、上田
 1列目 四塚、和田、後藤、築木、薮原、井上、島田、前島、福室、秋山


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