第119回 東上会ハイキング

第119回の東上会ハイキングは、師走12月の13日(土)に28人の参加者を得て賑やかに開催されました。
集合場所は、JR錦糸町駅北口で、コースの目玉は平成23年に完成を目指して工事が進められている新しい東京タワー「東京スカイツリー」の建設現場と、東京のサザンカの名所「亀戸中央公園」です。
10時過ぎにスタートした頃は、どんより鉛色に覆われていた空も、錦糸公園から大横川親水公園に差し掛かる頃には、青空が広がり快適なハイキング日和になりました。

ただ、大横川親水公園から業平橋近辺はスカイツリー工事にあわせての整備工事のため歩き難く、洲戸行郎さんの川柳に曰く
  「工事中公園水に親しめず 行々子」 また
  「名にしおう今業平もちょっと老け
                   行々子」
スカイツリーの建設現場は基礎工事の真っ最中で、クレーンが10本余も立ち並び、3年後には600mのタワーが聳えます。300m・450mのところにできる展望台を想像しながら歩をすすめました。
  「スカイツリー今はクレーンが10本
                   行々子」

ツリーの工事現場に別れを告げた一行は、押上駅から横十間川に沿って南下、萩の寺として有名な「龍眼寺」に到着し綺麗に手入れされている境内で暫しの休憩をとりました。萩こそ時期はずれで見れませんでしたが、ツバキ・サザンカ・ボケなどの花々に心を癒されました。

そして次は、菅原道真公を祀った「亀戸天神」です。さすがに今の時期は、七五三は終わり受験期には早いため閑散としており、お陰で神前で集合写真を撮り、境内で弁当をひろげることができました。
  「参詣もそこそこにして昼にする
                   行々子」
亀戸天神神殿前にて
(写真をクリックすると拡大します)








スライドショウ







昼食後は、亀戸中央公園に向かいます。亀戸の商店街は歴史を感じさせる商店街で、量り売りの豆屋さんがあり、練馬大根は知っていましたが亀戸大根を売る店など、さすがに下町の楽しさがありました。
  「電線に鳩が群がる煎り豆屋 行々子」
  「足よりも細い亀戸の大根 行々子」

亀戸中央公園は、日立製作所の亀戸工場の跡地を整備して開園した公園で、広さは東京ドームの2個分余あり、いま丁度サザンカの見頃になっていました。50品種にもおよぶ赤・白・ピンクのサザンカが植栽されていて、われわれを歓迎してくれました。

サザンカに満足した一行は足取りも軽く、途中の亀戸水神にお参りし、ゴールのJR亀戸駅に午後2時に到着しました。、今年も一人の事故者もなく、無事歩き納めをすることができました。来年の初歩き「浅草名所七福神初詣で」での再会を期して散会しました。
亀戸中央公園紅白のサザンカの前で
小声で曰く                
「山茶花の前で昔の花笑い 行々子」

(写真をクリックすると拡大します)






なお、次回1月は下記の通り開催しますので、友和会員または現役の方で参加ご希望の方は、幹事までご連絡ください。(締切り1月5日)
  日時  1月10日(土)
  集合  10時  JR上野駅 中央改札口前 
  コース 「浅草名所七福神初詣でコース 8.5k」
  幹事  後藤武夫    sarry-goto@msg.biglobe.ne.jp
       八尾洋二    yyao@feel.ocn.ne.jp
 
目次に戻る