第117回東上会ハイキング

8月はお休み、そして9月は台風襲来で中止にしたため、3ヶ月振りで開催した第117回の東上会ハイキングは、爽やかな秋晴れのもと26人の参加をえて10月18日(土)に開催されました。
今回のコースは、旧東海道の最初の宿場・品川宿をスタートして、東京モノレールの対岸の京浜運河緑道公園から大井ふ頭中央海浜公園を歩き、東京港野鳥公園に
至る緑豊なコースです。

10時京浜急行「北品川駅」に集合、狭い路地での朝礼後、線路を越えると昔のままの広さの旧東海道が伸びています。延々と続く商店街、ところどころに見る昔ながらの建物・駄菓子屋、そして品川宿の松などを楽しみながらの散策です。
品川宿の本陣跡は、明治元年に明治天皇が泊まられたのことから、跡地が「聖跡公園」と名づけられていますが、この日はお祭りで混雑のため、計画していた集合写真を撮れず残念でした。
本陣跡を少し行くと目黒川にかかる品川橋です。品川宿を北と南に分ける橋とのこと、いつも投句してくれる洲戸行郎さん曰く
 「品川を北と南に橋が分け 行々子」 

次いで閻魔堂で知られる「長徳寺」、江戸六地蔵のひとつ「青銅製の菩薩像」や
ジュネーブとの友好のきつかけになった「梵鐘」、樹齢600年の公孫樹などある
「品川寺」を見学しながら品川宿を通過します。京浜運河に架かる八潮橋を渡ると京浜運河緑道公園です。この八潮橋は、階段と自転車用のスロープ、そしてエレベーターも設置された親切構造の橋です。行々子さんは、階段よりスロープが楽だろうと思って上ったところ、何とエレベーターがあることに気づき、嘆いて曰く
 「二番目に楽な道行く八潮橋 行々子」
でした。

さて、羽田空港に出向く際、東京モノレールの窓に広がる対岸の延々と続く緑道を、誰しも一度は歩いて見たいと思われたのではないかと思います。この緑豊な緑道を歩き、続く大井ふ頭中央海浜公園の
「なぎさの森」で昼食をとりました。昼食後「野鳥観察小屋」方面に行く道を間違えてしまい、袋小路に入り込み引き返すハプニングもありましたが、豊かな緑と水辺の広がる公園のこととて誰一人苦情も言わず
 「公園を抜けようとして行き止まり
                   行々子」
で済ませてくれました。

大井ふ頭中央海浜公園なぎさ
の森にて、対岸は東京モノレール
大井競馬場前駅です

(写真をクリックすると拡大します)











スライドショウ








釣り人やバーベキューを楽しむなぎさを過ぎると都市対抗の予選が行われる「太田スタジアム」です。
ここまで来れば「東京港野鳥公園」は、間近です。羽田空港も近く、離陸する航空機が引っ切り無しに飛びかいます。やかましい爆音の中でも野鳥が飛んでくるのかと心配する声もありましたが、広い園内の何ヶ所かある観察小屋、またネイチャー
センターの窓からは多くの野鳥(シギ、
カワウなど)が見られました。
 「シルバーのパワーに野鳥怖気づき
                    行々子」
本当でしょうか?

園内を一周して楽しみ、園に隣接する「太田市場」のバス停からバスに乗車、品川駅に午後2時半に到着、11月の水元公園めぐりでの再開を楽しみに解散しました。


東京港野鳥公園の
ネイチャーセンター前で

(写真をクリックすると拡大します)





なお、次回11月には下記の通り開催しますので、友和会員または現役の方で参加ご希望の方は、幹事までご連絡ください。(締切り11月7日)
  日時 11月15日(土)
  集合 10時  つくばエクスプレス八潮駅 改札 
  コース 「紅葉の水元公園を一周するコース 8k」
  幹事 後藤武夫    sarry-goto@msg.biglobe.ne.jp
      八尾洋二    
yyao@feel.ocn.ne.jp
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