第112回 東上会ハイキング

第112回東上会ハイキングは、前日まで爆弾低気圧で大荒れ、前日の予報でも午前中は雨が残るとの最悪の日・4月19日(土)に開催いたしました。ところが、今回も
また集合時間の頃には北風こそやや強く吹きましたが薄日の差す天候で、会員の
皆さんの日ごろの精進によるものと感謝の一日でした。

 今日のコースは「新宿都庁の展望室と御苑の里桜を楽しむコース」で、午前10時
新宿の我社ビル前に集合してスタートするコースです。参加者は常連のお嬢さんが何人か欠席されましたが、新メンバー2人が加わり、いつもの人数とほぼ同じ31人でした。我社の地下2階の玄関入口前での朝礼の後出発しましたので、現役時代を
思い起こした人もいたのではと思われます。

当初の計画は、都庁まで駅以外ではあまりお目にかからない「動く歩道」で移動の予定でしたが、都庁が休みの日は動かないらしく、まずは早々に計画倒れになってしまいました。洲戸さんの川柳に曰く
 「土曜日は動く歩道も動かない 
                 行々子」
都庁では、手荷物検査のあと南棟45階の展望室に昇ります。地上202メートルからの360度の展望の見事さ、それも無料です。四方の窓から眺めながら、我が家・或いは現役時代の勤務地の方角を探しての会話が弾みます。
 「自分史を展望台で探す人 行々子」
新宿の変貌振りはすさまじいばかりで、もと朝日生命の跡地には奇妙な繭をイメージしたというモード学園の50階建てのビルが忽然と立ち上がっているなど、30分の展望を楽しみました。
 「ビル群の中に蛇籠のようなビル 
                 行々子」
東京都庁前にて
(写真をクリックすると拡大します。)



スライドショウ開始



地上に降りて都庁を背景に写真を撮ったあと、すぐ近くの「新宿中央公園」に入ります。 この公園の名所「新宿ナイヤガラの滝」前の広場で小休止のあと、ワシントンホテルの前から甲州街道にすすみます。新宿駅南口の雑踏を通り抜けると、都心のオアシス「新宿御苑」の新宿門です。

 苑内は、いま里桜が満開、約500本と
いわれる里桜は軍歌の「万朶の桜か襟の色・・・」ではありませんが八重の桜花が
たわわに枝に垂れ感激ものでした。幸いと言うべきか朝からの北風と曇り空のため入苑者がやや少ないようでしたので、
早速に記念写真を撮り、昼食を済ませたのち苑内を一周し桜を堪能しました。
  「今月は八重満開の花曇り 行々子」
  「花仲間赤いツツジも咲き競う 
                   行々子」
新宿御苑の里桜をバックに
(写真をクリックすると拡大します。)







 真っ赤に燃えたツツジも八重桜に負けじと咲き乱れている御苑に別れを告げ、千駄ヶ谷門から出て明治神宮外苑に入ります。国立競技場から、明治天皇の業績を描いた絵画を展示している「絵画館」に至り、いよいよ最終のコースへと向います。
明治記念館と赤坂御用地の間の道を四ツ谷方面に進むと、東宮御所です。折りしも、東宮御所の質素な正門ならぬ鮫が橋門の門が開いたので一同緊張して目をやりましたらトラックだったというハプニングもありました。 
 「東宮の御所は勝手口が立派 行々子」
このあと、愛子さまの通う「学習院初等科」の前を通り、工事中の迎賓館を覗きながらゴールの東京メトロ四ツ谷駅に午後2時半に到着し、次回5月の再会を楽しみに解散しました。


 なお、次回5月は下記のとおり開催しますので、友和会員または現役の方で参加ご希望の方は、幹事までご連絡ください。(締切り5月9日) 
  日 時 5月17日(土)
  集 合 10時東京メトロ丸の内線後楽園駅改札外(礫川公園)
  コース 「都心の明治・江戸の歴史散歩コース8K」
  幹 事 後藤武夫    sarry-goto@msg.biglobe.ne.jp 
       八尾洋二    yyao@feel.ocn.ne.jp


目次に戻る