第110回 東上会ハイキング

 第110回東上会ハイキングは、晴天とはいえ爆弾低気圧の影響で北風の強い2月16日(土)に開催されました。1月は雨の中での開催のため欠席が多く、今回を待ち焦がれていたのか、何と37人という過去最大の参加者を得て賑やかに開催することができました。

大宮八幡宮本殿前での記念写真
 今回の見どころは、都内でも最も早く梅まつりが開催される羽根木公園の700本の梅林です。午前10時東京メトロ東高円寺駅に集合し「蚕糸の森公園」の一隅で朝礼した後、公園の一周からスタートです。

 コースは東高円寺駅→蚕糸の森公園→和田堀公園→大宮八幡宮→永福町駅→ひまわり公園→下高井戸駅→羽根木公園→小田急線梅ヶ丘駅までの約9キロです。

 人数も多く、車の走る細い道を歩くので、交通事故と迷子が心配されましたが、さすがは東上会のメンバーだけあって、世話役の心配も杞憂に終わり、無事午後2時半にはゴールすることができました。

 出発して公園を出るとすぐ青梅街道とお別れして南へ左折、一度はお世話にならねばならない「堀の内斎場」前を歩きます。洲戸さんの川柳に曰く   「老妻とともに火屋への道歩く 行々子」

 そして、新玉水道道路を歩き「和田堀公園」に入ります。この公園は、善福寺川の両岸に連なる公園で、善福寺川公園とも隣接し緑の散策路の長い都民の憩いの場となっており、野鳥も多いとのことです。
 トイレ休憩のあと、公園にお別れして隣接する「大宮八幡宮」に参拝です。ここは、子育て、安産、縁結び、厄除けなどに効能があるそうですが、年齢的には取りあえず厄除け程度のお祈りでしょうか・・・そこで、参拝に先立って集合写真を撮ることにしました。神さまのお叱りがあるかも知れませんね!
 「お参りは後と集合写真撮る 行々子」

 大宮八幡宮は、地理的に東京の真ん中にあり「東京のへそ」という異名もあるそうで境内の広さは都内第三位だそうです。 コースは表参道から入り南参道へ抜け、住宅街に入ります。
 永福町駅を通過し、永福南小学校に隣接した「ひまわり公園」で昼食、殺風景な公園なので休憩もそこそこに出発し、東急下高井戸駅を過ぎ東急世田谷線に沿って南下します。 「ゆっくりと路面電車が通る町 行々子」

 ここから、異変が起こります。案内人が寝不足のせいなのか?歩き足らなかったのか?道を間違えてしまい、大騒ぎになってしまいました。何とか通行人の方に道を尋ね大事にいたりませんでしたが、朝の寒風も緩み、暖かさと疲れで緩んでいた緊張が引き締まった効果はあったようです。 「万歩には少し足りずに回り道 行々子」

羽根木公園梅林にて
 こうした椿事があったものの、無事「羽根木公園」に到着、公園は「梅まつり」で人出が多く、小学生の和太鼓の演奏など大いに盛り上がっていました。
 「賑やかに人と太鼓の梅祭り 行々子」

 ところが、梅林は寒波の影響でしょうか、1〜2分の咲きといったところで、梅をバックに写真を撮ろうと準備していましたが、枯れ木の前での記念写真になってしまいました。しかし、一同の晴れやかな顔・顔・顔は、梅よりも一段と美しく、輝いていました。
 記念写真のあと、自由時間で「中村汀女の句碑」「菅原道真公の飛梅」など、それぞれ梅林を楽しみ、午後2時半小田急線「梅ヶ丘駅」で解散、3月の桜を楽しみに散会しました。
 「気がつかず見過ごす人も汀女の碑 行々子」
 「飛び梅に驚いている博多っ子 行々子」

なお、次回は、3月に下記のとおり開催しますので、友和会員または現役の方で参加ご希望の方は、幹事までご連絡ください。(締切り3月21日)
 日時 3月29日(土)
 集合 10時小田急線千歳船橋駅改札口
 コース 「早咲きの桜を探して歩くコース9K」
  幹事 後藤武夫    sarry-goto@msg.biglobe.ne.jp
      八尾洋二    yyao@feel.ocn.ne.jp
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