高島克規のインド日記
ヴィクトリア&アルバート博物館
<注>
ヴィクトリア庭園の中にヴィクトリア&アルバート博物館がある。1871年に建築された建物の中には、ムンバイの歴史を綴った数々の品が展示されている。 地域の生活様式、伝統的な衣装、寺院、建築物などを再現している模型や人物像が多く並んでいる。その中でも見所は、ふつうは見ることができない沈黙の塔の模型。沈黙の塔とは、ゾロアスター教徒の鳥葬場にある円筒形の塔のこと。この円筒形の塔に死者を横たえ、ハゲタケなどの鳥に肉をついばませて葬る。異教徒はこの場所へ立ち入ることができないが、ヴィクトリア&アルバート博物館内にはその模型があり、その形態を知ることができる。博物館への入場料(外国人)は100ルピーで、毎週水曜が休み。