高島克規のインド日記
教育熱心、学歴社会
<注1>
  インドの学校制度は、就学前教育(preprimary)、初等教育(primary)、前期中等教育(middle)、後期中等教育(secondary / high school)、高等教育(higher levels)に分けられている。就学前教育には下級幼稚園と上級幼稚園があり、基本的な読み書きが教えられる。初等教育を受け持つ小学校には、6歳から11歳までの児童が通っており、第1学年から第5学年により構成される。中等教育を受け持つ中学校には、11歳から14歳までの生徒が通い、第6学年から第8学年により構成されている。後期中等教育を受け持つ高等学校(secondary school / high school)は、14歳から18歳までの生徒が通っており、第9学年から第12学年により構成されている。インドの高等教育は、インド技術学校などの専門学校、単科大学、総合大学により、分野を特化した教育を受ける機会が与えられている。


<注2>
  高校学生:4,430万人の内3,050万人がジュニアカレッジへ進学。一部の地方では学校の数が不足していることもあり、学力に差が出て、入学試験を勝ち抜いてジュニアカレッジに進める者はごくごく一部の学生。熾烈な受験戦争を勝ち抜いてやっと進学することができる。“インドの一流大学には、受験者のうち2%の学生しか合格できない”。