午前10時、友人夫妻と四人玄関で待っていると、ワゴン車が来た。どうも我々4人のためのツアーとなったようである。他の人がいない方が気楽でいい。運転手はアルフレッド(Alfredo)さんだ。たどたどしい英語である。これでは意思疎通に問題がある。ほどなく車を走らせると車が止まって黒人の男性を乗せた。「こんにちはRavi(ラビ)です。今日のガイドです。どうぞよろしく」と、 えらく愛想のいい男性が乗りこんできた。とても英語が綺麗で“りゅうちょう”である。「いつもなら9時にツアーはスタートするのですが10時を過ぎてしまいましたから帰りは6時ころになると思いますがいいですか?」と聞かれ、特に反対する理由もないので「OK」と答えた。 |