“能楽で元気な山田安造さん(80)”近畿支部

山田さんは6歳の頃から“能楽(金剛流)を習い始め今なお(社)能楽協会々会・能楽金剛会のお世話役(常務理事)などで元気にご活躍しておられます。


 毎年京都洛西、大原野の1000年の歴史を持つ大歳神社(おおとしじんじゃ)30年来、毎年秋に能楽を演じ奉納しています。
 
山田さんによると“能”は室町時代初期から足利義満により安土桃山時代に完成された日本の部隊芸能で織豊時代の信長・秀吉に親しまれ、さらに徳川幕府の藩政時代に大名や高級武士に普及し武家社会の諸芸能として明治初期まで定着した。 現在の能楽の流派は五流家あり金剛流波は日本の伝統芸能であり、国の重要無形文化財であり、ユネスコの無形文化遺産になっているそうです。

今年10月24日、京都の金剛能楽堂で先代宗家「金剛 巌13回忌追善能」に連吟“海人キリ”を吟じまた。


 能舞、「羽衣」をシテで舞った山田さんです。

<※羽衣のあらすじ>

三保の松原に住む白龍は、松の枝に掛けてある美しい衣を見つけ自分のものにしようとするが、天女が現れ返してほしいと懇願する。天女は白龍を説得し、羽衣の引渡しを条件に舞を舞い、そのまま天空へと帰って行く。

山田さんの元気さは75年にも及ぶ能舞の動きや遥を吟じることに加え毎日40分のウオーキングが源になっているようです。